住宅ローンで金融機関を選ぶテクニック

2021年02月13日

融資1

皆さんこんにちは(*^_^*)

 

鹿児島市真砂本町にある不動産屋さん《睦和商事》です(。・ω・)ノ゙

 

今日は、春らしい一日ですね(夜間はちょっと寒いけど・・・)

 

さて、住宅を購入する際の資金については、ほとんどの方が金融機関から

 

お金を借りて購入しています。

 

そして不動産売買をする際に誰もがぶち当たる壁が「融資」です。

 

不動産の物件に関しては、時間をかければある程度お客様の希望に近い物件を

 

見つけ出すこともできます。

 

しかし融資に関しては、時間をかければ理想に近づけるというものではなく、

 

お客様の属性や物件に応じた金融機関を選ばなけばいけません。

 

住宅ローンに対するそれぞれの金融機関の特徴を見ていきましょう。

金融機関も色々あります!

「金融機関」といっても、住宅ローンを取り扱うことろは都市銀行・地方銀行・信託銀行のほか、

 

信用金庫・信用組合・ネットバンクなどがあり、住宅ローンではあまり馴染みが無いかもしれませんが、

 

労働金庫やJAバンクでも住宅ローンを取り扱っています。

 

また、住宅金融支援機構の「フラット35」を取り扱うモーゲージバンクもあります。

 

それぞれを見ていきましょう。

都市銀行

「銀行」と聞いてまず頭に思い浮かぶのが、都市銀行です。

 

具体的にいてば、全国に支店のある大手銀行です。

 

都市銀行の特徴は、属性・担保評価など、バランス良く平均点以上を求められます。

 

最終判断で最も重視されるのが、やはり申込者の「属性」です。

 

属性次第で担保評価を大きく上回る融資額が可能になったり、金利の優遇幅も大きくなります。

 

また、住宅ローンを取り扱うローンセンターなどでは手続きや審査が早いです。

地方銀行

地方銀行はその名の通り「地方に根ざす金融機関」

 

具体的には「鹿児島銀行」「南日本銀行」「宮崎銀行」などです。

 

お客様からよく耳にするのが、来店時の親切丁寧な対応など、サービス面は高い評価を聞きます。

 

また、給与振込などもあり、地元企業の従業員や地元の物件の場合、属性・担保評価などで

 

都市銀行以上の評価が得られる場合があります。

 

ただ、都市銀行と比較すると若干金利が高く、審査にも時間がかかります。

 

地元に強いというのが1番の特徴で、住宅ローンでは心強い存在です。

信用金庫・信用組合

信用金庫も銀行と同じ金融機関ですが、銀行が株主の利益を最優先とする営利法人なのに対して、

 

信用金庫は会員の出資による協同組織の非営利法人であり、地域の会員や利用者の利益が最優先されます。

 

具体的には「鹿児島信用金庫」「そうしん」「こうしん」「あましん」などです。

 

住宅ローンに関しては、銀行では取り扱いが難しい中小企業の経営者、自営業者などにも柔軟に対応してくれます。

 

また信用金庫によりますが、無担保住宅ローンなどほかの金融機関にない

 

独自の商品を取り扱いしている点も特徴の一つです。

 

信用組合も信用金庫と同じ組合員の出資による協同組織の非営利法人です。

 

信用組合は原則、組合員を対象とした業務になります。

 

したがって、住宅ローンに関しても組合員である中小企業や個人事業者の場合は、

 

ほかの金融機関で難しいと判断されても柔軟に対応してくれるという特徴があります。

ネットバンク

ネットバンクは支店や店舗を持たずに業務のほとんどをインターネット上で行う銀行です。

 

具体的には「イオン銀行」「ソニー銀行」「楽天銀行」など

 

ネットバンクの1番の特徴は何と行っても金利の安さにあります。

 

ただ不動産業者からの立場で見た1番の問題点は事務手続きです。

 

融資申し込みという複雑な手続きをすべてネットと郵送で行うことになるので、追加書類の対応

 

や審査に時間がかっかたり、融資ができなかった場合も機械的に伝えるだけなので、

 

担当者と相談しながら進めたい複雑な案件の場合には不向きです。

 

また不動産取引においても、ネット銀行の場合は売買契約のローン特約を

 

認めないという業者もありますので、注意ください。

モーゲージバンク

モーゲージバンクとは、住宅ローンを専門に取り扱う金融機関です。

 

「ARUHI」等です。

 

住宅ローンを証券化して調達した資金を用いて貸出を行っています。

 

住宅金融支援機構の「フラット35」を最も多く取り扱っているのがモーゲージバンクです。

 

利用者が給与所得者で既存借入れもなく、特別な個別の事情がなければ計画的に手続きを進めることができます。

 

逆にローン担当者との入念な打ち合わせが必要な案件には不向きです。

労働金庫・JAバンク

労働金庫は労働組合や生活協同組合の組合員、JAバンクは農業従事者の組合員で融資の

 

申し込み要件を満たせば、審査は比較的通り好条件で利用できます。

 

共通する特徴は、とにかく組合員の融資に強いということです。

不動産を購入する際の金融機関の選び方

住宅ローンを扱う金融機関を紹介しました。ポイントを3つにまとめると・・

 

その1 都市銀行・地方銀行・信託銀行は「属性」を重視

 

その2 信用金庫・信用組合は中小企業・自営業者向け

 

その3 ネットバンクは金利が安いが事務手続きが壁

 

このようになります。

不動産や住宅ローンに関してなんでもご相談ください。

当社は、「不動産を仲介するのではなくお客様の生活を創造する」をモットーに

 

不動産売買・賃貸・管理や相続・土地利用などコンサルティング等、

 

お客様の様々なご希望に丁寧に一生懸命お応えするよう宅地建物取引士及び

 

公認不動産コンサルティングマスターの資格を持った経験豊富な社員が

 

行って今年で創業41年になります。

 

様々なご相談内容によっては、弁護士・司法書士・土地家屋調査士等の専門家とタッグを組んで

 

こじれた糸を一つずつ解く様に解決に導いております。

 

これからも「不動産」を通してお客様の人生の一コマに参加させて頂けるような会社で

 

ありたいと思います。

 

どうぞ不動産に関する相談事は何でも「睦和商事」に相談ください。

 

睦和商事

 

川畑卓也