<<ほとんどの人が「住宅ローン」を利用します>>鹿児島市で土地・中古住宅の売買・賃貸物件の仲介する不動産

住宅ローンで金融機関が注目する項目は

国土交通省が金融機関等を対象に毎年行っている

「民間住宅ローンの実態に関する調査」にあります。

そのなかで「融資を行う際に考慮する項目」としてまとめられているのは

約20項目もあります。

この20項目の中から特に金融機関が最重要視している項目

10項目についてわかりやすくランキング形式でご紹介していきます。

平成３０年度 民間住宅ローンの実態に関する調査 結果報告書より

①「健康状態」（98.6％）

②「借入時年齢」（98.3％）

③「完済時年齢」（97.7％）

④「担保評価」 （97.2％）

⑤「勤続年数」（95.7％）

⑥「年収」（95.6％）

⑦「連帯保証」（94.9％）

⑧「返済負担率」 （90.75％）

⑨「金融機関の営業エリア」（90.3％）

⑩ 「雇用形態」（75.7％）

※％の数値は金融機関（約1600以上の機関）が住宅ローンの融資を行う際に

　考慮する項目として挙げた割合になります。

これを見ますと、金融機関が融資を行う際に最も重視している項目は

「健康状態」です。

実に98.6％の金融機関が考慮する項目に挙げています。

そして2位が「借入時の年齢」です。

そして昨年の1位だった「完済時の年齢」になっています。

金融機関は、「健康」が第一で完済までちゃんと働いて返せるかを

第一に審査するようになってきています。

次に住宅ローンの融資希望者が「何歳で借り入れを開始して、何歳の時に返済を完了するか」

という事を重要にしているががよくわかります。

「現時点でいくら稼いでいるのか」もしくは「万が一の担保はあるのか」よりも

融資対象者の年齢が重要視されているということです。

住宅ローンの審査は融資対象者の年齢が重要！

住宅ローンは一旦融資が実行されると、返済が完了するまでに何十年も

かかる商品です。

仮に40歳で返済期間30年の融資を受けた場合、返済が終わるのが70歳になります。

この30年という長い間、確実に返済できるかどうか判断するのはとても

難しいことです。

なので判断基準となってくるのが「完済する時の年齢」になるのです。

しかも「借りる時の年齢」よりも重視されています。

これらを踏まえると、融資を受けやすいのは年齢が若い人ということになります。

一定の年齢以上の年齢になってから家を建てたり購入する場合は、

金融機関は融資期間を短くして完済時の年齢を早めるために

自己資金の投入を求めてくる可能性があります。

資金面から判断するなら、家は早めに購入する事に越したことはありませんが、

晩婚化が進む現在では、30代前半で家を建てたり、中古住宅を購入して

住宅ローンを借りるというケースは、少なくなるのではないかと思います。

そのあたりは金融機関も柔軟な対応をしていくのではないでしょうか。

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